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【北海道江別市】NHKドラマ制作決定!江別が舞台の小説「リラの花咲く獣道」

藤岡陽子さん原作の小説「リラの花咲くけものみち」が、NHKにてドラマ制作が決定。10月にはエキストラも募集され、市内各所で撮影が行われました。NHK総合にて2025年2月1日より放送される予定です!

第7回未来屋小説大賞・第45回吉川英治文学新人賞を受賞した同作は、本市江別市を舞台に主人公の岸本聡里(さとり)が獣医師を目指す青春物語です。北海道の地で仲間や動物、獣医師たちと出会い、命に向き合いながら少しずつ成長していく様子。そして寒冷な北海道の中でこそ際立つ人々の温かさに読んだ人は心打たれることでしょう。

小説には江別の風景が頻繁に描かれており、地元に住む者としては本当にあった出来事のよう。江別を訪れてみることでより作品を楽しむことができると思います。オススメはライラック(Lilac)こと”リラ”の咲く5月中頃。

主人公が歩んだ道や出会った風景、そして豊かな自然や動物をぜひ身近に感じてみてください!

ドラマの放映が楽しみですね♪

あらすじ

春、北海道。見渡す限り原始林が広がり、初夏にはリラの花も咲き誇る白樺の並木道を、18才の聡里(さとり)は歩いていた。今日から大学で寮生活をしながら獣医学を学ぶのだ。

3年前まで引きこもっていた聡里は、今は亡き犬のパールだけが友だちだった。見かねて聡里を引き取った祖母・チドリとの生活で少しずつ立ち直り、大好きな動物たちを救うため獣医師になろうと考えた。

祖母と離れ、見知らぬ土地で一歩を踏み出した聡里にとっては、見るものすべてが新しい。
初めて学ぶ獣医学、初めての共同生活、初めてのアルバイト。初めての友情、初めての恋……。
馬・牛などの「産業動物」や、犬・猫などの「伴侶動物」、飼い主や獣医師たちとの出会い、そして喜びも悲しみも分かち合える仲間たちとの出会い。

だが、救いたくとも救える命ばかりではない。命が生まれる瞬間に心震えたかと思えば、無情な死が訪れ心が折れそうになる。時には命の選択を迫られることも……。
逃げ出したくなったり、無力感にさいなまれたり、答えの出ない問いに悩んだり。
次々に試練が訪れる「いのち」の現場で、頼りなかった聡里はゆっくり、少しずつ成長し、ひたむきに“生きる意味”を見つけていく。

土曜ドラマ「リラの花咲くけものみち」制作決定のお知らせ

土曜ドラマ「リラの花咲くけものみち」

NHK総合 2025年2月1日(土)スタート 毎週土曜 22:00~22:49 全3話

キャスト

岸本聡里:山田杏奈
梶田綾華:當真あみ
久保残雪:萩原利久
加瀬一馬:佐藤寛太
久恒先生:山崎静代
能見正也:甲元雅裕
静原夏菜:石橋静河
牛久チドリ:風吹ジュン

スタッフ

原作:藤岡陽子
脚本:水橋文美江
演出:谷口正晃
音楽:平井真美

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