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【江別歴史】江別駅周辺は港だった!?海がないのに!?

江別市歴史的建物が多く残っており、縄文土器なども多く発掘されます。歴史的な建物や物が多く残っているということは、それだけ多くのストーリーがあるはずなので、調査することにしました。

今回は江別市内の江別駅周辺について調べてみました。しかし、皆さんは

  • なぜ江別駅周辺を調べたの?
  • 昔と今では何が違うの?

といったことが気になると思います。

ひとつひとつご紹介致しますので、最後までご覧くださいませ。

現代とは全く違う、衝撃の風景が広がっていました!

 

昔と今の風景が違いすぎる理由とは!?

まずは昔の江別駅周辺の再現模型をご覧くださいませ。

現在の江別駅周辺とは全く違う風景が広がっています。

 

今の江別駅周辺

「時代の変化で景色が変わるって当然なのでは?」と思いますが、川に注目。

江別市では、何か川を活用した様子があります。

私が江別駅周辺を調べようと思ったのは、これが理由です。

では、なぜ川を活用していたのでしょう。

昔は川が物流の拠点だった!?

現代では、車・電車・飛行機・船、といった機械で物を運ぶことが多いですが、昔はそれらのものがまだ主流ではない、蒸気の時代なので、川で物を運んでいました。

江別市に流れる川(石狩川)は、北・東・南から流れる小川と繋がっており、石狩や月形など、さまざまな街からものが運ばれ・運んでいました。

川では「蒸気船」が定期便として運航しており、石狩海岸まで下りで4時間、登りは川の流れに逆らうので、8時間かかっていたとのことです。

この時代に暮らしていた江別市民の話によると、石狩海岸まで海水浴するのに、朝早くに出発しても、数時間程度しか海で泳げなかったとか。

確かに、昼12時に帰りの船に乗っても、江別市に到着するのは、夜8時、、、。さぞ全力で海水浴をしたことでしょう。

今の時代でも、蒸気船が石狩川を旅するツアーなんてあったら、結構楽しそうですよね^^!

と思ったら、あったー!(蒸気船ではないですが)

 

↓「北海道開発局 調査船「弁天丸」を活用した体験学習について」

https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/kasen_keikaku/kluhh400000059ip.html

 

江別で展示されている蒸気船が漫画で登場!?

江別市防災ステーションで展示されている蒸気船は、ゴールデンカムイの漫画234話~237話で描かれています。

気になる方は、是非「ゴールデンカムイ 江別」で検索してみてください。

 

川には渡船も!?

この時代には、まだ川を渡る橋がなかったので、川を渡る際は、渡船と呼ばれる船に乗っていました。

川が穏やかなときは、数分で到着するようですが、川が荒れているときは、数時間かかり、時には事故が起きたようです。

 

やつめうなぎ

この時代は、やつめうなぎの名がついた、うなぎが多く捕れ、江別市民に馴染みある食べ物だったようです。

今ではうなぎの数が減り、漁業組合も無くなったとのことですが、しばしば捕れるとか。

ヤツメウナギについて詳しく知りたい方はこちら

 

最後に

江別市と石狩川は、とても密接に関係してきたことがお分かりいただけたかと思います。

防災ステーションでは、そんな江別市と石狩川の変化について、時系列と共にわかりやすく紹介しています。

なぜ川の姿が変わったのか、気になる方は是非防災ステーションに行ってみてはいかがでしょうか!

 

●詳細情報

場所:〒067-0000 北海道江別市大川通6

時間:9:00~18:30

定休日:月曜日

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