初心者のための図書館の“ゆる~い”使い方
日ごろから図書館に親しんでいる人がいる一方で、利用する動機が無いまま図書館の存在を忘れている人も多いのではないでしょうか。
インターネットが普及し、ほとんどの調べものはネットで解決するようになりましたが、喧騒から離れて静かに読書を楽しめる図書館は、一度利用すると、それはとても贅沢な空間だということが分かるはずです。
とはいえ、これまで利用したことの無い人にとっては、「あの本を探したい」、「このことについて文献を調べたい」など強い動機がなければ、利用のきっかけがつかめないもの。
そんな皆さんのために、この記事では、“何かのついで”とか“子育ての助け”のような、“ゆる~い”図書館の使い方についてご提案します。
その1 子連れで図書館~公園~ファミレス
平成元年にオープンした江別市情報図書館は、もともと利便性を考慮して、江別の中心市街地である野幌地区の国道12号沿いに建てられました。
目の前のバス停は、ずばり「情報図書館前」。JR野幌駅からも徒歩10分程度の距離にあります。上の写真でも、すぐ向かいにスーパーやファミレスなどが確認できますね。
この便利な立地を考えると、何かのついでに訪れるような、ゆるい使い方も江別市情報図書館ならではです。
情報図書館の児童室でリラックス
小さな子どもがいるご家庭では、毎日の時間の過ごし方が単調になったりして、親自身の気分転換が必要ですね。
開放的な児童室では、靴を脱いで絵本を開きながら大人もリラックスした気分になれます。沢山の本に囲まれて子どもたちの知的好奇心もビンビンですね。
しかし、子どもの集中力は長く続かないもの。しばらくすれば外に出て体を動かしたくなります。
野幌末広町公園でのびのび
江別市情報図書館の北側の駐車場に隣接して「野幌末広町公園」があります。
野球場や水辺、コンビネーション遊具などを備えた広々とした公園です。ゴリラやコアラなど、ここに設置されている動物たちのオブジェは、とてもリアルな彫刻だと、しばしば話題になることがあります。
東屋があるので、休憩やお弁当の際にも重宝します。
国道12号沿いのファミレスなどで食事を
ひとしきり遊んだら、図書館の周りには飲食店がいくつもあります。
お子様連れでも入りやすいファミリーレストランや、ママさんたちに人気のパスタ、お父さんにも嬉しい“お肉”中心の飲食店など、近場でいろいろ選べます。
いずれも徒歩5分以内の距離。お子様と一緒に歩いても負担にはなりませんね。
「びっくりドンキー」、「ポポラマーマ」などでお昼ごはんを食べるもよし、「モスバーガー」や「ファミリーマート」で購入して公園で食事するのも良いですね。
お腹いっぱいになったら、再び図書館に戻って絵本を開くのも良いかもしれません。
リンク:江別市情報図書館こどものページ
その2 病院・郵便局・買い物などのついでに図書館
便利な立地の江別市情報図書館ですから、何かのついでにちょっと立ち寄るという使い方ができます。
情報図書館の向かいには「コープさっぽろ野幌店」、東側の白樺通りを挟んで「渓和会江別病院」があります。近くの交差点付近には「野幌郵便局」、他にもスポーツジムや理髪店、場外馬券売り場などがあります。
これらにお出かけの際に、ちょっとだけ図書館に寄ってみるのはいかがでしょう。新聞や雑誌に目を通したりするだけでも、自宅にいる時とは違った集中力が生まれて有意義なものです。
病院へお見舞いの帰りに、郵便局に荷物の引き取りに行くついでに、図書館でレシピを確認してからスーパーに買い物に行くなど、工夫次第で暮らしが豊かになりそうですね。
情報図書館の庭を散歩
情報図書館は、もともとあった樹木などはそのまま生かして庭として整備し、ちょっとした遊歩道となっています。
木肌が赤い「アカマツ」や、樹齢100年を超えた「クロマツ」など、なかなか見ごたえがあります。秋になるとクリ拾いをしている親子の姿も見受けられます。
図書館への行帰りに、緑の中に身を置いてみるとリラックス効果がアップしそうですね。
江別市情報図書館の概要
江別市情報図書館
江別市情報図書館は、平成元年オープン、専有延べ床面積2,821.3平方メートル、蔵書数約45万冊、コンピュータ学習室、デモ展示室などを備えています。
住所 北海道江別市野幌末広町7番地
電話 011-384-0202
【開館時間】
本館
火・土 10時から19時まで(平成18年度から試行中)
水・木 10時から21時まで
金・日 10時から17時まで
【休館日】
毎週月曜日
図書整理日(毎月第4金曜日)
年末年始(12月29日~1月3日)
特別図書整理期間(6月中の1週間)
リンク
(2019.06.04編集部T・K)